ニキビは夏の病気

「暑くなってきたらニキビが増えてきた」と悩んでいませんか?

7月になるとニキビについての相談が増えます。

理由として考えられるのが、紫外線によるニキビの悪化。

紫外線に当たると、肌は紫外線から守るために角層が厚くなります(過角化)。

すると、毛穴の入り口が狭くなるため皮脂が詰まり、ニキビの原因菌が増加。

炎症を起こしてニキビができます。

また、暑くなると食生活が乱れる、便秘がちになる、睡眠不足になる、疲労が蓄積されるなど、からだに負担がかかってきます。

皮膚の末梢循環の悪化や栄養不足によりターンオーバーが乱れ、ニキビができることも。

ニキビができやすい人は、紫外線が強くなる前から紫外線対策を徹底して行い、夏バテをしないように体調管理にも気をつけるようにしましょう。

角層が厚くなると…

紫外線やこするといった物型的刺激を受け、乾燥すると、肌のバリア機能が落ちるため、それを守る防御反応のひとつとして角層は厚くなります。

また、加齢によっても角層は厚くなっていきます。

各層が厚くなると、ニキビができる、毛穴が目立つようになる、キメが悪くなる、粗造化(ザラザラ)する、ツヤ感がなくなるといったことが起きます。

厚くなった角層をなめらかにし、各層のバリア機能を整えるには、美容皮膚科で行われているケミカルピーリングが有効です。

ナシを食べて、夏の疲れた肌を回復!

今日は「ナシの日」。

「七(な)四(し)」の語呂合わせから、二十世紀梨の一大産地である鳥取県東郷町が制定しました。

ナシは8月から店頭に出始め、本格的に出まわる時期は9月ですが、とくに暑い日におすすめです。

約90%を水分が占めており、からだのほてりを冷まし、口の渇きをうるおすのに適しています。

また果糖やリンゴ酸、クエン酸を含むことから疲労回復にも効果が。

シャリシャリの食感は石細胞のリグニンやぺントザンという食物繊維によるもの。

この相乗効果で腸内環境を整え、夏から秋への美肌づくりに役立てましょう。

ただし、冷え症の人は食べすぎに注意を。

肌質は遺伝するの?

「盆」は、旧暦7月15日(8月15日)を中心とする先祖祭りのことをいいます。

そこで、遺伝について考えてみましょう。

肌質はある程度遺伝します。

両親ともにア卜ピー素因をもっている子どものアトピー性皮膚炎発症確率が4倍になるという報告もあります。

そばかすや肌色、体臭(汗の分泌物の成分など)も遺伝する確率が高いようです。

これは、優性遺伝(表現されやすい形質)か劣性遺伝(表現されいくい形質)かにもよります。

そばかすは優性遺伝なので、4分の1の確率で遺伝します。

親から受け継いだ遺伝形質は変えることはできません。

だからこそ、親からもらった肌で、ベス卜な状態を保つためのスキンケアをすることが美しい肌を手に入れるための大事なポイン卜になります。

たとえば、アトピー素因がある人は、保湿をしっかりとすることで肌ハリアを保ち、炎症を起こさないような状態を保つことがベスト。

これさえできれば、ほかの肌質の人に比べるとキメは細いので、しっとりとうるおいのある美しい肌を保つことができます。

皮脂の分泌量が多く、脂っぽくて毛穴が開き気味の人なら、スキンケアでコントロールをしてニキビがない状態を保つことがベスト。

これさえできれば、ほかの肌質の人に比べるとかぶれにくく、ちりめんジワができにくいので、ツヤのある若々しい肌を保つことができます。

このように、遺伝だからといってあきらめずに、また自分の肌の有利な点もしっかり見ながら、必要なお手入れを続けましょう。